【報告】朗読プラネタリウム 蠍座カレンダー

プラネタリウムの多目的利用として、星空解説×朗読×テルミン演奏のコラボレーションイベントを開催しました。朗読作品は、過去教科書にも掲載された薄井ゆうじさんの作品『12の星の物語』より「蠍座カレンダー」。渡辺克己さんの朗読に大西ようこさんのテルミンの音色、自在に音を操る現役芸大生パフォーマーによる砂などの効果音が彩を添え、満席の会場を魅了しました。

日程:2023/11/23 ~ 2023/11/23
主催:相模原市立博物館
会場:相模原市立博物館 プラネタリウム
URL:https://sagamiharacitymuseum.jp/


【報告】的川博士の銀河教室2023スペシャル―プラネタリウムと宇宙の魅力-

■プラネタリウム誕生100周年記念
■オンラインイベント「的川博士の銀河教室2023スペシャル」開催
2023年はプラネタリウムが誕生してからちょうど100年の年でした。空襲で焼失するまで、毎日新聞社(当時は東京日日新聞社)は東京・有楽町で東日本初のプラネタリウムを運営していたことから、2023年12月27日にプラネタリウムと星空にまつわるオンラインイベント「的川博士の銀河教室2023スペシャル」を開催しました。小学生から80代まで幅広い年齢層の「宇宙好き」が集まり、質問の絶えないにぎやかな夜になりました。
ナビゲーターは、毎小の人気連載「的川博士の銀河教室」でおなじみの宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授の的川泰宣さん。イベントでは、2024年注目の宇宙ニュースとして、H3ロケットの打ち上げや中国・インドの宇宙開発についても紹介しました。また的川さんが館長をつとめ、投影する星の数が7億超とギネス世界記録に認定されている「はまぎん こども宇宙科学館」(横浜市)のプラネタリウムの「中の人」・甲谷保和さんも登壇し、プラネタリウムの歴史や冬の星座について解説しました。
参加者からは「生配信ならではの熱感のあるお話が大変面白かった」「画面からも星空の迫力が伝わってきました!」「小学生向けでもあるようですが、わかりやすく大人にも満足な内容」などの声が多数寄せられていました。

日程:2023/12/27 ~ 2023/12/27
主催:毎日新聞社
会場:オンラインイベント


【報告】ナイトプラネタリウム

プラネタリウム100周年を記念して、普段、日中に来館することができない大人を主な対象として平日夜の時間にプラネタリウムの投影を実施しました。投影開始までの待ち時間に「プラネタリウム100周年プロモーション映像 ~九州・沖縄 編~」をご覧いただき、解説の中でもプラネタリウム100周年と絡めた、普段とは少し違う投影を行いました。上映した番組は、プラネタリウムと同様に歴史あるストップモーション・アニメーションの作品『ノーマン・ザ・スノーマン~北の国のオーロラ~』です。

日程:2024/03/08 ~ 2024/03/08
主催:鹿児島市立科学館
会場:鹿児島市立科学館


【報告】名古屋市図書館・科学館連携イベント 「メタバースで学ぼう!プラネタリウムの100年」関連展示

 1923(大正13)年10月に開館した名古屋市図書館はプラネタリウムと同じく100周年を迎えました。
 その記念事業のひとつに「NAGOYAメタバース図書館」があります。この「NAGOYAメタバース図書館」内でのプラネタリウムイベントに合わせ、名古屋市科学館作成のパネルと図書の展示を行いました。
名古屋市科学館のプラネタリウムの物語『星空の演出家たち』(中日新聞社)や『全国プラネタリウムガイド』(恒星社厚生閣)などプラネタリウム関連資料の他、『宇宙大図鑑』(ニュートンプレス)『日本の星空ツーリズム』(緑書房)など宇宙や星空に関するもの、『アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険』(ブロンズ新社)などの絵本も展示し、パネルとともに多くの方にご覧いただきました。
 大きなパネルに惹かれて立ち止まり、そのままパネルに見入る方、展示資料に手をのばす方、メタバースに関心を持たれる方など、さまざまに楽しんでいただいたようです。
 展示から「NAGOYAメタバース図書館」内でのプラネタリウムイベントに関心を持って下さった方もいらして、こちらのイベントも大盛況でした。イベントの様子は名古屋市図書館公式Youtubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/@nagoya_library

日程:2024/02/01 ~ 2024/02/25
主催:鶴舞中央図書館・名古屋市科学館
会場:名古屋市鶴舞中央図書館
URL:https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_gyouji/entries/20240209_01.html


【報告】潮陵生×プラネタリウム

「潮陵生×プラネタリウム」は、北海道小樽潮陵高等学校の生徒が小樽市総合博物館のドームシアター(プラネタリウム)で一般の方向けにプラネタリウム投影をおこなうイベントです。高校としても博物館としても、初の試みとなる共催イベントでした。同校科学部地学班が3つのグループに分かれ、それぞれ30分ほどの投影を1回ずつ、計3回おこないました。タイトルと内容は以下の通りです。
・「星座の歴史」:星座がどのようにして成立してきたのかを解説。
・「伝えたい宇宙のこと」:ビッグバンや天の川銀河・太陽系・惑星などについて解説。
・「オーストラリア夜空の旅」:南十字星や天の南極周辺にある星座たちを紹介。
2023年11月ごろから、練習と準備をはじめ、シナリオや原稿はそれぞれ部員たちが一からオリジナルで考え、操作やナレーションも部員たちのみでおこないました。
イベント参加者はのべ89名。1回の定員が30人であるため、全3回ともほぼ満員でした。イベント前日におこなった、部員の保護者や高校関係者を対象に実施したリハーサルも含めると、100名以上の方に参加していただきました。

日程:2024/03/10 ~ 2024/03/10
主催:北海道小樽潮陵高等学校・小樽市総合博物館
会場:小樽市総合博物館本館 1Fドームシアター


【報告】まるごとおとめ座

さいたま市宇宙劇場でプラネタリウム投影講座を受けたメンバーが中心となっている市民グループがお送りした、メンバー全員が参加して投映する「まるごと」シリーズ。
今回は「おとめ座」を取り上げました。おとめ座を形作る星の名前、星図、おとめ座のスピカと歳差運動の話を取り上げました。プラネタリウム100周年記念と連動して、プラネタリウム誕生前のおとめ座の描かれ方から、プラネタリウムでの描かれ方なども取り上げました。
ご参加いただきありがとうございました。

日程:2024/03/03 ~ 2024/03/03
主催:さいたまプラネタリウムクリエイト、共催:さいたま市宇宙劇場
会場:さいたま市宇宙劇場
URL:https://saipla.main.jp/1_16act2024.html


【報告】茨木市プラネタリウムありがとう&さよならイベント第2弾 「企画展 階段年表 ~プラネタリウム×中条図書館の50年~」

合同施設で同じく50周年を迎える図書館とともに、1階から7階まで各階10年ごとの天文やプラネタリウムのできごと、図書館の変革やベストセラーなどを掲示し、来館者にご覧いただいた。

日程:2023/04/01 ~ 2023/08/20
主催:茨木市立天文観覧室プラネタリウム
会場:茨木市合同庁舎階段


【報告】ゆるりレトロプラネタリウム

50年活躍してくれた光学式投影機MS-8の星空とのお別れを惜しみ、毎回多くの方に参加していただきました。

日程:2023/04/08 ~ 2023/07/22
主催:茨木市立天文観覧室プラネタリウム
会場:茨木市立天文観覧室プラネタリウム


【報告】秋期特別展「天象儀(プラネタリウム) 100年の軌跡」

日程:2023/10/21 ~ 2024/01/08
主催:平塚市博物館 特別展示室
会場:平塚市博物館


【報告】プラネタリウム特別投影「ひらはくオールスターズ」第5回 長谷川優子さん

日程:2024/01/20 ~ 2024/01/20
主催:平塚市博物館 プラネタリウム室
会場:平塚市博物館
URL:https://www.hirahaku.jp/blog/?p=5031


【報告】プラネタリウム特別投影「ひらはくオールスターズ」第6回 澤村泰彦さん

日程:2024/03/16 ~ 2024/03/16
主催:平塚市博物館 プラネタリウム室
会場:平塚市博物館
URL:https://www.hirahaku.jp/blog/?p=5250


【報告】ナイトシネマ

プラネタリウム100周年を記念して、普段、日中に来館することができない大人を主な対象として平日夜の時間に上映を実施しました。
開始前には「プラネタリウム100周年プロモーション映像 ~九州・沖縄 編~」をご覧いただきました。上映した番組は、月面着陸50周年記念作品『APOLLO11 FIRST STEPS EDITION』です。

日程:2024/03/23 ~ 2024/03/23
主催:鹿児島市立科学館
会場:鹿児島市立科学館


【報告】全編生解説プラネタリウム【ロクトのプラネリウム大解剖!】

100周年に合わせ、一般プラネタリウムの番組テーマとして「プラネタリウムそのもの」をとりあげた。日の入りから当日の夜に東京で見える星空で星座解説をした後、今年が近代的なプラネタリウムから100周年を迎えることを紹介するとともに、当館のプラネタリウムがどのように投影されているかを解説した。恒星球と惑星棚の違いや、光学とデジタルとの併用、プロジェクターのスタック技術、番組制作と生解説の様子まで、多摩六都科学館のプラネタリウムのしくみを紹介することができた。

日程:2023/09/26 ~ 2023/12/22
主催:多摩六都科学館
会場:多摩六都科学館サイエンスエッグ(プラネタリウムドーム)


(この記事はJPAプラネタリウム100周年記念事業公認企画を実施された皆様からの実施報告をもとに作成しています。)